ツクバサーキットを1分18秒台で走ったミニ1000改は、触媒とRC40ダブルが装着された状態でしたので、次回はこれを出走前にもっとレース向きなエクゾーストシステムに改良する予定をしております。
SU(HS2)ツインキャブレターの改良も同時進行させて、75BHP (馬力)のミニ1000改が徐々に上のタイムを出せるように(目標は1分15秒台)計画を立ててみます。
出力の向上だけではそれほど速くなりません。ブレーキ、サスペンション、そして車体の軽量化と補強も必要になるでしょう。又、安全対策も、安価で効果のある方法が全てに影響していく事にもなります。これは、街乗りを前提とした車にも直結している訳で、ドライバーズシートひとつ取り上げても、レース走行中だけでなく、フワフワのミニ1000の純正シートのクッションでは、左右のカーブが連続していたり、Uターンの様なコーナーでは、上体の安定性に欠け、ハンドル操作もシフト操作も、上手に出来なくなるし、ペダル類のコントロールにまで問題が発生するのです。
又、ドライバーズシートがドア側に寄り過ぎている事もハード走行には不向きです。これも50mm程中央に移設させると、もっと安全性もシートポジションも向上するでしょう。
自走でサーキットまで行けるミニ1000改が、1300ccのミニと対等に戦える能力があれば、「大人のオモチャ」としては、安価な割に感激は最高でしょう・・・。 |