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No.29

2009/06/09 冷却水のチェック

これから暑くなる季節の前にラジエーターの冷却水と汚れをチェックしてみて下さい。

日本の夏の渋滞環境はエンジンとドライバーに厳しいですが、特に真夏の首都高の渋滞は、
アラブなどの砂漠の国よりエンジンの熱菅理が厳しい為に、各国の自動車メーカーが発売前の車を真夏の首都高の渋滞で対オーバーヒート性能をテストする「首都高テスト」なるものもあるそうです。

オーバーヒート対策の基本はやはり冷却水の量です。
ラジエーターの冷却水が少ないと、冷却効率が落ちますのでチェックして下さい。
また補充する冷却水は不凍液と防腐剤が入ったロングライフクーラントを使用して下さい。
水のみを使用すると水回り錆びの原因になります。

チェック方法です。
エンジンが熱いときは、絶対にラジエーターキャップを外さないで下さい。
ロングライフクーラントが噴出して大変危険です。

  1. エンジンが完全に冷えている状態で、ラジエーターキャップを半時計回りにまわして緩めて圧力が抜けたらキャップを取り外します。

  2. ラジエーター内のワイヤーブリッジが隠れるまで冷却水が入っているか確認してください。
    また冷却水の汚れ(サビなど)をチェックしてください。

  3. もし冷却水の量が少ないようでしたら、同じ濃度(水:ロングライフクーラントを30〜60%の希釈割合にて)に薄めた混合液をラジエーター内のワイヤーブリッジが隠れるぐらいまで補充してください。
    キャップを時計回りに回してしっかり取り付けて終了です。

もし冷却水の汚れがひどいようでしたら、ロングライフクーラントの交換をおすすめします。
(汚れたクーラントを使用する事によって、水回りの部品の寿命を短くする事になります)
又ロングライフクーラントの量が著しく少ない場合は、ホース類などから漏れている可能性があります。

ロングライフクーラントの交換は、お近くのミニスペシャルショップにご相談ください。

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