ここ10年位の間にミニもずいぶん進化したようでエンジンの暖気時間を必要としなくなり、真冬でも始動一発、すぐ発進が可能となりました。
ですがエンジン内部の構造は実は45年前とほとんど変わりません。
その為エンジンが冷えた状態で走り始めるとミッションの各ギアが入りにくい、抜けにくいと言う事にすぐ気付くと思います。
これはオイルが冷えている為ですが機械にとっては相当な無理をさせていることになり決して良いとはいえません。その冷えているオイルが古くなっていてオイルとしての性能を発揮できていないとしたら。エンジンオイルはまめに交換してください。
注意して頂きたいのがアルバイトが多いところでのミニのオイル交換は極力避けた方が良いと思います。
これはミニはアルミ製のオイルパン(ミッションケース)である事と、上からではオイルとゴミが抜け切れない可能性があるからです。その様な所でオイル交換しているアルファロメオの30%位はアルミサンプの為、手加減を知らないアルバイトスタッフが力いっぱい締めたのが原因でオイルドレンプラグのネジ山がなめています。
オイルドレンプラグのネジ山がなめている事に気付かずに高速運転中にオイルドレンプラグが抜けてオイルゲージや警告ランプに気が付かない場合には!!ミニの場合エンジンもミッションも同時に破壊されてしまう事になります。。世にも恐ろしい体験をされた方もいると聞いております。
オイルが多少安価でも、本当のメカニックの居ない所でのオイル交換は止めましょう。 |