真夏をむかえる前にバッテリーのチェックを前回はお伝えいたしました。今回は各ベルトのチェックについてお伝えしましょう!
ご自分で交換は難しいと思いますので、まずベルト類のチェックのしかたからご説明しましょう。
V字型ベルト(俗にVベルトなどと呼ばれています)は、まずベルトの内側の山をご覧ください。山にヒビがあれば要注意、切れる可能性があります。オーバーヒートや充電不良の原因になり恐ろしい事が待ち受けていますので、ミニスペシャルショップで交換をお勧めします。
次にベルトのハリ具合を指先で押してみてください。。(この時、正確にはプーリーとプーリーの距離が一番離れている所で押して見てください。)あまりに押せる様なら問題有りです。
目安としては6〜8mmほど押せる様なら正常です。もしそれ以上ならベルトが時々「キュルキュル」鳴いてはいませんか?
ハリ具合がゆるい様ならベルトの調整をお勧めします。最悪の場合ベルトが外れ、これも上記同様恐ろしいことが待ち受けています。
また、国産車しか経験のないメカニックに、英国車のVベルトを交換してもらうと、90%以上のベルトが「ハリ過ぎ」の状態になってしまいます。
これは英国製のベルトは、日本製に比べて時間がたってもそれほど「のび」が起こらないためで、程度問題ではありますが「極度なハリ過ぎ」はミニの場合は絶対ダメです。
理由としては、ベルトのハリ過ぎによる張力でウォーターポンプ、オルタネーターに悪影響が出始めるからです。 |