暦の上では冬至が近づいてきました。一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日になり、これからは夜間の走行が増えてくると思います。そこで今回は、ヘッドライトをチェックしましょう。
まず年式によってライトの構造に違いがあります。96年までのミニはほとんどがシールドビームでした。これはライト自体がレンズ一体となっている電球なので、寿命による交換はレンズ毎となります。ポジションライトはシールドビーム内側の一部透明な部分から光が透過して点灯しています。
97年からのミニはワイパック製ヘッドライトでH4バルブが採用されました。ポジションライトはリフレクターの穴からポジション球が出て光る現代の一般的な形状になっております。
チェックの方法は
エンジンをかけ、ポジション(スモール)・ロービーム・ハイビームを順番につけてみてください。全てのライトは点いていますか?
壁などの反射に頼らず車の外に出て直接ライトが点いているかどうか確認してみてください。もし点いていなければライトのバルブ切れの確認だけではなく、配線(アースなど)やコネクター破損、ヒューズ切れなど各部電機系の不具合でライトが点かないこともあります。
また、シールドビームを使用している車は、照度が低くライトの光が暗いので、ハロゲンランプに取り換えるとより明るくなり安全に走行できるようになります。この機会に交換してみてはいかがですか?

少し薄暗くなったら早めにライトを点灯させると事故防止につながります。
そしてライトを明るくしたい、実際にランプが切れていた、など点検・交換のご相談はお近くのミニスペシャルショップへ。
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