≪ 筑波サーキット / 天候 : 曇り時々小雨 / 予選、決勝 : ドライ / 気温 : 30.3度 / 路面温度 : 34.2度≫
9 月 4 日(日)筑波サーキットで開催された SCCJ インタークラブ・ヒストリックカー・レース第 2 戦で、
Circuit Angels #1 八講めぐみ選手が、ポール トゥ ウィンで初優勝を飾った。6 月 12 日(日)同じく
筑波サーキットで開催された idlers Games Sprint Round1で 2 位表彰台を獲得したのに続き、
ついに表彰台の中央に立った。
台風の影響で、悪天候が予想されたが、ゆっくり移動する雲が多い中、時折小雨が降ったが、コース上はほぼドライ
コンディションを保った。東北地方の震災以来、さまざまな社会情勢で、一般的な週末の休みを変更する企業などの
影響か、Mini Challenge の参加台数は全 6 台で、他クラスを見ても全体的に参加者は少なめとなった。第 1 戦同様、
#83 ( Sanwa Mini-Cup Racer )には Circuit Angels #1 八講めぐみ選手が、#38 ( Sanwa Mini1000 Tuning )には
粟生幸一(三和トレーディング)がドライブ。Circuit Angels #1 八講めぐみ選手は、idlers Games Sprint Round 1
筑波サーキットで 2 位表彰台に上っているので、その勢いに乗りたいところ。
午前 9 時 50 分過ぎ、予定より少し遅れて予選スタート。正式な予選時間だけでも 10 分足らずなので、短縮され
ると、序盤からしっかりタイムを出さなければならず、厳しい状況となってしまう。予選開始直後、#5 浜野光一選手が
フロントアウタージョイントの破損でコースアウト。他車は順調にラップを重ねる。#83 Circuit Angels #1 八講めぐみ選手も
順調に周回したが、後半 1 分 11 秒 前半に入る所で予選が終了。しかし、八講選手は予選終了後、イエローフラッグ
(追い越し禁止区間)の 1 度の無視で、ペナルティとして自身のベストタイムを削除される。それでも 1 分 11 秒 689
のタイムで、初のポールポジションを獲得した。
今回 Swiftune Vr.4 エンジンを搭載した #38 粟生幸一(三和トレーディング)は、思う様なタイムが出ないまま、
予選を終了。それでも 1 分 13 秒 399 で予選 2 位を獲得した。
午後 13 時 31 分、10 周で行われる決勝がスタート。#83 Circuit Angels #1 八講めぐみ選手はポールポジション
から綺麗にスタートを決め、終始安定した走りでポール トゥ ウィンの、初優勝を遂げた。idlers Games Sprint Round 1
で初表彰台となる 2 位に続き、今回は表彰台中央に立ち、見事に「女子力」をアピールした。
#38 粟生幸一(三和トレーディング)は、序盤にクラッチトラブルでピットイン。すぐに修正し、コースへ復帰するが、
最後尾で決勝を終えた。
■ #83 八講 めぐみ選手
前回のインタークラブ初戦では、予選3位のグリッドを獲得していながら、総合8位の結果で反省点ばかりでした。
今回の第2戦では、何としてもポイントを取りたい!という思いで臨みました。アイドラーズでは、自分でも83号車の
ドライブに良い感触を掴めてきたのを感じていたので、今回はとにかく、一つ一つの車の操作を大切に、ミスの無い
よう、結果につなげていくことが目標でした。ミニで初めて表彰台の一番上に登れた事、その結果につなげる事が出来たのは本当に嬉しく、チーム監督、メカニック、サポーターの皆様、そして三和トレーディングさんに感謝でいっ
ぱいです。ドライバー契約させて当初から見れば、ようやくここまで持っていく事が出来たという、ひとつの達成感
がありますが、ここに来て、さらなる目標や課題も多く見えてきました。まだまだ粗い運転、思ったように出来ていない操作、ラインの修正、メリハリが足りない・・・などなど、もっと上手になりたいという気持ちが沸々と湧いて
います!もっともっと速くて上手なミニ乗りの方々がたくさんいらっしゃるので、またそこでしっかりレースメイク出来るレベルにはまだまだですが、頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。
■ #38 粟生 幸一選手
予選は2番グリッドをゲット出来ましたが、タイムはまだまだの結果で、自分も納得のいく走りが出来ませんでした。
決勝は、スタート直後の第1コーナーで成澤選手にインをつかれ3番手に落ちてしまい、更に後ろからも伊師選手にピッタリつかれ厳しい展開の中、バックストレートで突然クラッチが切れなくなりピットインしました。素早いピット作業で再びコースインしたものの、その後はベストタイムを記録しましたが、最後尾でレースを終えました。今回は、タイムを見ても、エンジンのポテンシャルを引き出すことは出来ず、ドライバーとマシン共に課題の残るレースとなってしまいました。
■ 監督コメント
参加台数やレース状況がどうあれ、結果を出すと言う事はとても大切な事だと思っています。83号車の八講さんには今回、とにかくしっかりポールポジションからスタートし、プレッシャーに負けず、安定した走りで結果を出すと言う事をオーダーしていました。勿論、マシンセットの変更点もあるので、次戦ではそのフィードバックもお願いするつもりです。
まずひとつ結果を出して頂いて、本当に嬉しく思ってます。38号車に関しては、大きなトラブルでは無いので、しっかりメンテナンスし、9月25日のidlers Gamesには2台体制で臨みたいと思っています。応援よろしくお願いします。
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