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今年もインターナショナル・オートジャンブルが9月7日・8日に行われました。両日とも朝方まで小雨が降るも開始時間にはピタッと止み、その後は日差しが肌を刺したり、時折雨が降ったりを繰り返す英国特有のオートジャンブル日和の下、来場者数37,553人の車好きで大盛況となりました。出展数は昨年に比べ若干減少したものの近年のほぼ平均である 2,397を数え、216台の販売車両展示と共に例年通り盛り沢山の内容となりました。
「ビューリーで見つからなければ、世界中探してもない」と言われるほどに何でも売っている車好きには天国のようなイベントです。日本からも掘り出し物を求めて行かれる方も年々増えているようです。今年のベストスタンド賞は、SU や AMAL キャブレターを取り扱うソールズベリーから出店のバーネット親子が選ばれ、モンタギュー伯爵からトロフィーが授与され、来年の出展料無料の権利を獲得しました。また、車両販売のオークションハウスBonhams によれば139台が競売に掛けられ113台が成約、総額270万ポンド(約4憶2500万円)を売り上げたということです。一方、オートマートでも数多くのクラシックカーが売りに出され、1960年式カニ目£11,950(約188万円)、1958年式MGAクーペ£24,950(約393万円)、1969年式ジャガーEタイプ£34,500(約543万円)等が並ぶ中、ボディパネルのほぼ全てを新品パーツでレストアされた新車同様の1964年式ミニモーク£19,500(約307万円)は展示後2分という驚異的な早さで売約済みとなっていた。ここ最近のクラシックカー価格の高沸には驚きますが、それを買うエンスーが多く存在するのもまた事実。歴史は引き継がれていきます。
下の写真は、今年の会場の様子です。来年2014年は9月6日・7日に開催予定です。 |