前回は、2006 National Mini Miglia Challenge Race Seriesで、World Championに輝きましたBill SollisのDonington Parkでの最終戦の1ラップをお送り致しましたが、今回はその最終戦のハイライトシーンを特集致しました。
Donington Park Circuit決勝12周ハイライトシーン
オープニングラップ・・・
3番手グリッドからBill Sollis好スタートを決める。セカンドローがイン側に詰め、
Billは後方から動きを窺う。
Billが2番手を守る。先頭車両も必死にトップを守るが、オーバーステア気味。
DUNLOP STRAIGHTからCHICANEで一気にトップに迫る。
2ラップ・・・
慎重に追走。ムリせず様子を伺うが、BillがMcLEANSコーナーでシフトミス。
一瞬3位に転落するが、2番手に浮上した車輌がコースアウト。すぐに2位にキープ。
再びMcLEANSコーナーを抜け、DUNLOP STRAIGHTで一気に詰め寄る。
4ラップ・・・
REDGATEコーナーで並ぶが,HOLLYWOODコーナーの先、コーナーが続くのでここではまだ譲り、
相手の動きを見ながら慎重にDUNLOP STRAIGHTまで行く。そして並ぶ。
しかしここでも相手の動きを確認するだけで、オーバーテイクはしない。
落ち着いてCHICANEを処理し、REDGATEコーナーへ。
5ラップ・・・
少し余裕を持たせるが、HOLLYWOODコーナーでトップが危うくコースアウト。
しかし取り直しコースへ復帰。Billも手でリアクション。
一気にDUNLOP STRAIGHTでオーバーテイク。
前の周回で相手の動きを確認していたのでインを確実にブロック。そしてトップへ。
ファイナルラップ・・・
最終戦優勝とシリーズチャンピオンに向け、走り続ける。
Mcleansコーナーで周回遅れを慎重にパス。2006年度、最後のコーナーとなるCHICANEを抜け、トップでゴール。
年間12戦の戦いを終え、シリーズチャンピオンのタイトルを獲得。Billも歓喜の叫び。
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さまざまな機能情報を得られるSTACKを装備 |
後半戦から使用したSwiftuneユニット |
Donington Park Grand Prix Circuit
開設 |
1931年 |
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場所 |
Donington |
改修
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1985年 |
全長 |
3142metres (1.957miles) |
ストレート |
564meres |
右コーナー |
6 |
左コーナー |
3 |
全幅 |
10metres |
1931年モーターサイクルイベントを開催するために建設され、第二次世界大戦中に閉鎖。
しかし、1971年に地元の熱狂的なモータースポーツファンでありビジネスマンのトム・ウィートクロフト氏が同施設を購入。
多額な投資を行い、1977年に再開。近年、ピットボックスやコントロールタワー、メディアセンター等、施設の改装工事が行われ、現在、イギリス国内最高のサーキットのひとつとしてイベントが開催されている。
イギリス中央部キャッスル・ドニントンの美しい田園地帯に位置したこのサーキットは、自然の地形を活かし、観客に最高の視界を提供してくれる。
コースレイアウトは、1箇所のシケイン以外は中高速のコーナリングスピードが要求され、高低さもあるスピードサーキットである。
2006年度Mini Miglia ポイントランキング
Position Driver Points
1 |
Bill Sollis |
202 |
2 |
Jim Hall |
200 |
3 |
Kelly Hall |
184 |
4 |
Tim Sims |
165 |
5 |
Mark Sims |
163 |
6 |
Colin Pacock |
157 |
7 |
Ralph Saunders |
151 |
8 |
Paul Woodbridge |
123 |
9 |
Tony Le-May |
122 |
10 |
Phil Lee |
99 |
11 |
Gordon Pocock |
79 |
12 |
Paul Simmonds |
74 |
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