「ミニ・フェスティバル」 ~ 2015年6月27・28日開催
今年も英国ブランズハッチで開催される『2015 Mini Festival』。4回目を数えるこのミニのビッグイベントで時代を超えたMK1による高次元のレースを毎回展開している「三和トロフィー耐久レー ス」。
『2015 Mini Festival オフィシャルグッズ』 はこちら 「ユーロチャレンジレース」 フランスをはじめスウェーデン、オーストリア、オランダ、イタリアとヨーロッパ各国からのエントラントが増えたため、今回から「ユーロチャレンジ」と銘打った約30台のMk1が20分2ヒート制でタイムを競うノスタルジックなスプリントレース。四輪ドリフ トやスリップストリームの接近戦は見応え十分です。 「三和トロフィーミニ耐久レース」 ピットストップによる40余名のドライバーチェンジが見ものの40分耐久レースで、27日に予選、28日に決勝が行われ、勝者には特製のガラストロフィーと副賞が贈呈されます。
昨年の模様はこちら
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今回は英国最高峰のヒストリックレースの舞台裏を少しだけ紹介させていただきます。 「三和トロフィー耐久レース」の参加車輛は、1966以前のオリジナルボディであることは勿論、トレッド幅やホイールベース長、最低重量など厳密に定められています。ここで驚くのは、各車輛の美しさです。 一例として弊社が英国で製作中のボディシェルの写真を掲載させていただきます。この車輛は比較的コンディションの良い1964年式モーリスミニ850を見つけ、昨年から製作を進めていたものです。そして、昨日写真にあるようなボディシェルが仕上がりました。新車以上に仕上げられたボディ、必要にして十分な最も効率の良い手法で組み込まれたロールケージ。ダッシュやタイヤハウスに至るまでピカピカです。 この後、「三和トロフィー」のルールであるピッ トストップを含む40分耐久レー スを見据えて、最適な燃料タンクを選択した り、ドライバーチェンジや雨天時のドライブなどを考慮し、各ドライバーが思い思いにシートやスイッチ類のレイアウトをして いきます。そして最後にトルクフルな極上チューニングエンジンを搭載し仕上げとなります。 この美しいオリジナルボディのMK1ミニ25台余りがサイドバイサイドでコーナーを駆け抜ける様を想像してみてください。完全に50 年前の世界へとタイムスリップさせてくれます。 弊社で製作したこのボディシェルは、英国で使用されることなく、間もなく日本に向け輸送されます。 ≪フル・ヒストリック仕様≫ のボディシェルにご興味のある方は必見です。
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